by ゆ〜じ

某オークションで競り合って負けた商品ですが、
次点候補で私に回ってきました。
topが現物確認でキャンセルしたようで。
まぁレアな車種なので、頂くことになりました。
シリーズ中、唯一メインキー・バッテリー・バックギヤを装備していますので街中で乗るには最適かも!

さぁ各部の点検といきましょうか!
Eng始動はバッチリです。
しかしキャブのオーバーフローが酷いです。
マフラーは芯が無く、結構な爆音。
セルは回るのですがリコイルスターターロープが戻りません。
タイヤ3本はバッチリです。
タンクが自家塗装されておりヒビだらけで汚い。
車体全体の錆び汚れは年式相応です。

エアークリーナーBOXはどうなっているかな?
ん!ノーマルパンスト仕様でした。
やはりnickelさんのATC250Rの様に赤い網タイツ仕様でないと速く走れません!

リコイルスターターをバラしました。
水が混入していたようで錆びだらけでした。

バネです。
いきなり飛び出したので元に戻るか・・・・

まずはケース内に入れ込むためインシュロックで結束します。

左側がケースに押し込んだ状態。ここまで出来れば結束をニッパーで切りインシュロック取り取り除くとOK!(右側)

そ〜っとスターターロープケースを入れます。

この俊敏なリコイルスターターの戻りを!
感動したなぁ。nickel工場長さすがです。

タンクは錆取り&内部コーティング剤で綺麗にします。
やまきちピットでお色直しです。

キャブレターは取り外しnickelさんに持ち帰ってもらい綺麗にOHしてもらいました。
前回の125も同じでしたがスロージェットが目詰まりを起こしていました。今回も交換です。

爆音マフラーを交換加工しました。
以前某オークションで購入したものです。
芯が入っているので大丈夫でしょう。

これが見事なクリアランスで、カバーにも干渉しません。後方にハミ出たのは改造の証!アピールですよ。
タンクもやまきちピットからお色直しが完了し取り付けました。良い仕事してますねぇ。

とりあえずここまで復元出来ました。これよりRキャリアの取り付け公道仕様としての保安部品の取り付けをします。

’86ATC125M

 久々の作業です。nickel工場長により保安部品の取り付けです。ウインカーの配線をフレームに貫通させるためドリルで穴開けです。テールランプは250R純正を加工しました。

 スイッチはモンキー用を使います。まず回転止めのポッチリをグラインダーで削り、ブレーキ部分も切り落とします。この車両左側には、バックギヤとパーキングロックが付いているためブレーキ周りは純正を使います。
 右側には、セルスイッチ付を取り付けます。メインキーも無かったので取り付けましたHONDAマーク付きです。
アクセルは親指で押すサムタイプから、通常バイクのツイストタイプに変更です。

ヘッドライトはバラバラでしたが、コーキングにより復活しました。
純正パーツが残ってる時は出来るだけ使います。
ヘッドライトの純正ボルトを抜き変えてウインカーを取り付けます。えっ前後で色が違う!ご愛敬(笑

バッテリーは新品を購入し取り付けました。
これでセル一発始動です。

バックミラーを取り付け公道仕様は完成しました。早速、自賠責保険に入り書類を揃えて陸事へGO!
車体番号の石刷りを忘れて再度昼からGO!
今回は、Rキャリアを取り付けシートを固定し3人乗り登録です。