東西ドイツが分断されていた冷戦時代、旧東ドイツのひとりの青年がバルチック海に面した海岸グラルミューリッツの近くのひと気のない波打ち際から、彼自身がスクーターと呼んでいる見慣れぬマシーンで約24km離れたデンマークの沿岸まで行き、西側に亡命する行動を開始しました。
監視塔の間断ない強力なサーチライトを避け、エンジンと彼自身の空気を一本のシュノーケルから供給を受けながら暗い水中を、憧れの自由世界に向けてつき進みました。途中披露と低温による腹痛に耐えながら持ち前の意思の強さも手伝って、とうとうデンマークの灯台船にたどり着き、そして助けられました。
これが彼、ベルント・ベットゲル氏によってアクアスクーターが初めて亡命の成功と一緒に注目を浴びた経緯です。
そう、今から38年前のセンセーショナルな出来事でした。その後、スクーターと呼ばれたアクアスクーターは幾度か改良を重ねながらマリーンレジャーにまた海洋業務などに広く利用されております。
上記の文面及び写真は国内アクアスクーター取り扱い店ノリモノランドから引用させてもらいました。
製品名・・・アクアスクーターAS650CE(最新の型番)
型式・・・・・・・AS650CE
製造国・・・・・イタリア
エンジン 方式・・・・・・・2サイクル
ボア・・・・・・・40mm
排気量・・・・・48cc
ストローク・・・38mm
キャブ・・・・・・Walbro
電装・・・・・・・CDI
最大出力・・・2HP/4000rpm
推力・・・・・・・25kg
時速・・・・・・・8km/h
燃料・・・・・・・混合ガソリン(50:1)
タンク容量・・・2リッター
走行時間・・・・2リッター満タン/約2時間
サイズ・・・・・・L525×W185×H305mm
本体カラー・・・オレンジ・イエロー
(AS650よりオレンジ色のみ)
走行条件・・・・・免許等不要
●アクアスクーターは救命器具ではありませんのでご使用に際しては ライフジャケットの着用をお勧めします。
●若年者の使用に際しては親等の監督者の立ち会いが必要です。
アクアスクーター豆知識