普段の足となっている3号機FK310DXブラックだが、購入当時からエンジン自転車の切り替えスイッチが固く、指をスイッチの奥に入れて引っ張り出さないとエンジンモードに入らなくなりました。
しばらくこの状態で乗っていましたが、やはり不便なためスイッチ部分に潤滑油等を吹き込みましたが効果は有りませんでした。
思い切ってフキ・プランニングさんに相談するとエンジンは下ろす必要があるが、自分でメンテナンス可能と返事を頂き早速取りかかることにしました。
幸いな事に私には、予備エンジンがあるので一時的にエンジンを積み替えてゆっくり取りかかる事にしました。
原因はスイッチ部分の付け根です。
ロールオーバーが裏側部分です。
まずは、マフラーの取り外し
エキパイにナット2個
ペダル下付近に1個
マフラー後部のブラケットを緩める
そしてエキパイ部分を外し前方にずらすと完了。
ボルトの頭をペンチで挟み引っ張り出しました。
写真で分かるようにチェーンに干渉しています。
当然ですがチェーンが張りすぎていれば抜けませんので、あらかじめチェーンを緩めておきましょう。
どかっ!やってしましました。
油断したらエンジン落下。ごめんね3号機。
あらかじめコネクターは外しておいたのですがアース線が1本ビス止めしてある事に気付かずぶっちぎりました。しかも予備エンジン下ろす時もぶっちぎりました。
このクランクケースを外すと問題の切り替えレバーが出るのだがペダルが取れない・・・・
近所の頼りにしている自転車屋に相談なんと専用工具が必要だったとは!1分で取れました。
これから先はまだ作業が進んでいません。
ロールオーバーが専用工具です。
クランクのネジを外しクランクを開けました。
地面と平行にしないとギアオイルがこぼれます。
右側の大きなギアの下にネジがあります。
そのまま引き抜きます。
矢印の3か所ネジを外すと、切り替えスイッチがクランクから引き抜くことが出来ます。
ここでミスに気付く!エアークリーナーを先に外すこと。スイッチが抜けません。
取り出したスイッチです。
ゴムパッキンを外します。
その後240番のペーパーでひたすら削ります。
ケースに戻しスムーズに作動するか何度も確認。
軽く回る様になったので、元通りに戻して完了です。
結果からプレートがずっと押さえているのですり減り現象は発生するはずです。FK310を永遠に乗ろうと思う方は1度は交換しなければならない部品と思います。
最終的にギヤオイルは交換(こぼしたため)することにしました。ギヤオイルは90番を使用します。量は約200cc〜250cc入りますよ。始動し乗ってみると心持ち速くなったような・・・気のせいかな!
右側のギヤを上側に引き抜きます。
コの字型プレートが切り替えスイッチと連動して作動します。今はバイクモードですが自転車モードにすると下側に押さえつけられます。
取り外し裏側の接地面を見ると2mmくらい削れてます。マウスを持ってくるとアップ出来ます。
これは予備がないので人力(アバウトですが)で曲げて対応することにしました。