この作業で大変だったのは、ゴム製カバーをマイナスドライバーでこじって外したあとシャフトを抜くのですが、固着しておりなかなか外れませんでいた。CRCを吹き付けハンマーで叩いてやっと抜けました。
組み付けが終わりシャフトを動かすと簡単に左右に動きます。初めはこんなにも軽かったのに、年数がかさむとかなりの固着が発生するものと感じました。

すべての組み込みが完了しました。シャフトのがたつきはなくなり、とてもスムーズに動いています。

グリスをたっぷり塗ってベアリング・シャフトを入れました。写真で見えているベアリング部分に再度グリスを注入し、ゴムカバーでふたをする形になります。

シャフトを抜いたフレームの状態。穴のあいたところに少し段がついているところがベアリングが収まる位置です。

これは左右のベアリングの間に入っていた金属製のカラーです。少し錆びていました。

フレームからシャフトを抜きました。
中心よりに1cm位の黒い筋が2本あります。この部分にベアリングがあります。写真では各1個づつしか写っていませんが、ベアリング・カバー共2個必要です。

これは、ベアリングにゴミや水が入らないようにするためのカバーです。質感は堅いゴムです。フレームにベアリングを入れたあと外側にはめ込みます。これも発注可能です。

右側が砂の入ったガリガリのベアリング。
左側は新品です。HONDA純正でバイク屋さんで発注可能です。

入手したATC70を動かしてみると、リヤシャフトとフレームにがたつきがあるのを確認したのでベアリングの交換をすることにしました。どうやら砂遊びをした後のメンテナンスが出来ていなかったようです。

リヤベアリング交換の巻き